【再就職事例記事Vol.6】シニア・病気中でも「思い込み」を払しょくして前進!

再就職活動データ

年代 60代
退職理由 業績不振による倒産
活動期間 約3ヶ月
前職 製造業/製造職
再就職先 小売業/販売職

今回は、「思い込み」を払しょくして再就職した事例をご紹介します!

 

1.働いていた会社の急な倒産と発覚した病気で気持ちが後ろ向きに…

 

物を作ることが好きで、組み立ての仕事を長くしていましたが、
勤めていた会社が急に倒産してしまい、再就職先を探さなければならなくなりました。

そんなときに発覚した私の病気…。

入院・手術と定期的な通院を続けていて、
もう働くことはできないのかなとすっかり再就職に後ろ向きになっていました。
しかし今後もかかってくる治療費のことも気になる…。

 

2.すぐに働けなくても検討できることはある

 

治療がひと段落し、「難しいだろう」と再就職もあきらめ気味でしたが、
何もしていないのも落ち着かず、家族の紹介でハローワークに行き相談をしてみました。

ハローワーク職員の方より、「すぐに就職活動への準備ができないのであれば、
まずは職業訓練を受講して就職へ向けたステップを踏んではどうか」と案内して頂き、
まずはキャリアコンサルティングを受けることになりました。

 

3.すぐに働くこと決めていない状態でも色々聞いてくれた

 

働くことを決めていない状態で、キャリアコンサルティングを受けてもいいものかと思いましたが、
実際に話してみるとキャリアコンサルタントの方は何でも聞いてくれて、気持ちがふっと軽くなりました

そこで聞いた「病気をしている方でも、60代70代の方でも、
イキイキと働いている方はたくさんいますよ!」という言葉がとても励みになりました。

「病気だから働けない」「60代だから働けない」と思い込んでいて、
確かめることもしていなかったと気が付きました。

 

4.人と接することが好きなことに気が付けた

 

キャリアコンサルティングの中では、入院・治療のことや家族のことなども聞いてもらいました。
入院期間中の1人部屋は本当にさみしくて、大部屋に変えてもらったほど。
よく考えると、周りには常に人がいて、人と話をするのが好きなことに気が付きました。

「仕事なんて働ければなんでもいい」と思っていたのですが、
人と関わる仕事が合っているんだと思い、職業訓練受講後は接客業を中心に再就職活動を行いました。
今では家の近くのスーパーで働いています。

キャリアコンサルティングの中で、入院期間中に思っていたことを吐き出して、
自分の好きなことに気付けたことで今に繋がっています。

はじめは、直接職業訓練や仕事の内容に関係ないのに、
なんで聞くんだろうと思っていましたが、これも私の大切な価値観だったんですね。

私が話したい様子だったから、聞いてくれたのだと思います。

 

まとめ

 

「自分だけの思い込み」だけで、ふさぎこんでしまっていたので、怖いなと思います。
第三者から客観的に意見をもらったり他の会社のことを教えてもらったりすることで、
「じゃああきらめないでやってみよう」と思えたことは、私自身もとても嬉しかったです。

家にひきこもっているより、働いてお客さんやスタッフと話をするほうが合っていますし、
元気になれたように感じます。

病気は残念ながら再発してしまいましたが、
これまでの頑張りが認められて、現在は退職ではなく、休職中です。
店長からの「いつでも戻ってきてね!」という言葉のおかげで、治療に専念できています。

 

「訓練前ジョブ・カード作成支援」では、ジョブ・カードの作成だけでなく、就職活動の進め方やキャリアの棚卸などを個別で相談することができます。

まずはキャリアコンサルティングから、再就職への一歩を踏み出してみましょう!
ご希望の方は、こちらからお申し込みください♪